地域になくてはならない企業となる
1月29日(木)豊後高田商工会議所で豊後高田支部1月例会を開催しました。
奥田淳二氏(奥田建設(株) 取締役)が「第45 回中同協役員研修会と、中村ブレイス㈱の会社見学をして」をテーマに、中村ブレイス(株)を見学した様子を報告しました。
中村ブレイス(株)は、会長の中村俊郎氏が、京都の義肢製作所に入社後、アメリカへ渡り、最先端の義肢装具製作技術を学び。1974 年、故郷の大森町にて(自宅の納屋を改修して1 人で起業)中村ブレイスを創業しました。義足やシリコーンゴムのインソールをはじめシリコーンゴムを用いた人工乳房などを開発し、事業の基盤を築き今に至ります。
創業当時は、ゴーストタウンになっていた大森町の中で、人や地域を支えたい思いを込めた社名の「Brace(支える)」を実践しています。全て自力で古民家を買い取り再生し、これまでに約60 軒の建物を修復。「町に文化力を」との想いからゲストハウス、オペラハウス、図書館などに再生し 2007 年に、石見銀山が世界遺産に登録されました。観光客も増え、飲食店やドイツパン屋、雑貨店として生まれ変わり地元の方や観光客にも利用されています。
また、20 軒は住居として、社員とその家族など約70 人が住み、社員を中心にU・I ターンの住民が増えて子どもも誕生し、人口減少に歯止めが掛かり始めました。2018 年よりご子息である 中村宣郎氏が代表取締役社長に就任され、事業と大森町の古民家再生活動を引き継ぎ、患者さまと地域にとって「なくてはならない企業」としてさらなる発展をめざされています。
報告をお聞きして、地域の為に出来る事を考える中で、報告の様に仕事と絡めて古民家再生活動を自費で行う事は中々出来る事で有りませんが、郷土愛、仕事への一貫した取り組みや熱い思いは、廻りに徐々に浸透し巻き込んで形になっていくのではないかと感じました。時代の変化の中で問題が多い今般、焦りを抑え、目の前の事に集中し、一歩ずつ歩んで行くしかないのではないかと思いました。

