活動報告
ACTIVITY-REPORT

別府支部
広報委員会
会員訪問 (有)クラムコンフェクト 代表取締役 大倉康弘氏(別府支部会員)

■事業について

2008年開業のベーカリーカフェです。主に、スクラッチ製造(その場所で製造を一貫して行う)販売ですが、県内外のホテル・レストランなどにも卸売りをしています。

■開業の経緯は

1911年創業で、当時父が経営をしていた製菓製パン機器製造販売会社の(有)大倉菓機のアンテナショップとしてベーカリーを立ち上げるという話になり、祖父が創業していた飲食業の別法人で開業しました。もともと機器メーカーとは200社以上取引があって、パンや菓子の研究員さんとのパイプもあり、お呼びして講習会を開いたり、新しい機械の提案会とかできるようにしていこうと考えていました。開業までは、パンのパの字もわからなかったので、当時は修業とパンの勉強に必死でしたね。

■大分市に店舗を置いたのは

 もともとパン店をしていた先方の方から引き継いで欲しいという話があり、別府で10年以上やってお客様もついてたので、別府店とは違った雰囲気のお店をするのも面白いだろうと思いました。準備途中で日本がコロナ禍になり、その真っ只中でのオープンだったので、皆さんもそうでしたでしょうが、開店当初から未経験の難しい日々の連続でしたね。現在は、大分店も比較的順調にきてます。認知度も上がり、商品にもファンがついていただいてます。

 オープン当初からコーヒーにも拘って、長崎の出島珈琲焙煎所さんのスペシャルティコーヒーをエスプレッソで抽出しています。その美味しい珈琲に負けないような、もっと個性的なパンを作りたくて日々スタッフとともに奮闘中です。

■イクボス宣言のキッカケは

 別にイクボス宣言というのを知っていたわけではなかったですが、私がいないと店が開かない状況とかがずっと続いてて、パン屋ってあんまり楽な仕事のイメージないですよね。朝早いし夜も遅くまで働いてるとか、結構重労働のイメージがあり、なんとかそういう苦労は私の時代で終わらせないとこの業種は続いていかないと思います。だから、「従業員の休みの希望には絶対応える飲食業でありたい!」と思っていました。焼成後凍結パンを作り出したのも、その一つなんです。普通パンは生地から練ってお店に並ぶまで最低2時間半から3時間以上かかるんです。でも、その3時間後にお客さんが居るかも、多いかもわからない。一生懸命作ったのに売れ残ったり足りなかったりします。

 焼成後凍結パンをすることで、労働環境も良くなり、一回作り出したら3時間も帰れないみたいな状況はなくなり、スタッフもワークライフバランスが良くなりました。パートさんが多いので、土日の行事だったり、子供のイベントがあったりしますよね。そういうのに私がずっと行けなかったから、社員にはその残念な気持ちになってほしくなくて、業務改革を実行していました。その後、イクボス宣言の話題があり、それなら自社もやっているということで、イクボス宣言させてもらった経緯があります。

■今後挑戦したいことは

 パン屋のファストフード化を目指してます。温かい商品は温かいまま提供し、ライブ感があるベーカリーを目指していこうと思っています。イートインもあるので、スープの提供も始めたいと思っています。自分自身が、こういうパン屋だったらワクワクする!という店を作っていきたいと思います。

《会社概要》
■所 在  地 別府市船小路町3-30
■設  立 1985年5月
■社 員  数    25名
■業務内容 パンの製造、販売

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