やると決めた人が行動する
7月19日(月)日田支部7月例会をWEBで開催しました。長崎同友会政策委員長の時忠之氏((株)大幸企画 代表取締役)に「地域の未来は自分たちで創る」をテーマに報告して頂きました。
大村市は2009年~2010年の検討期間を経て2013年に中小企業振興基本条例を制定。振興会議と大村市産業支援センターの設置が第11条に明記されました。2014年振興会議が開催されましたが、何も生み出さない会議のための会議だったため、同友会が振興会議をプロデュースすることを決意します。
人口減少、高齢化による経済の縮小が大村市の課題ですが、これに対して行政、金融機関、大学、中小企業が協働して対応する必要があります。大村市振興会議は年4回開催。全国の先進事例を参考に、会議の運営に深く関わっています。また、1200社にアンケートを行い、視察をして企画例会を開き、専門家との意見交換を行うなど調査研究なども行っています。最後は市長に政策提言を行い、振興策として成立するように取り組んでいます。
振興会議と同友会活動がリンクしていること、市長の信頼を得ること、市議会の理解を得ること、同友会内部での関係者を増やすことが大切。「まずはよい経営者になり、経営者自らが率先して地域のビジョンを語り、やると決めた人が行動しなければならない」と地域を創っていく覚悟を伝えました。
