活動報告
ACTIVITY-REPORT

大分支部
大分支部8月例会を開催しました

働く人が元気になると会社はもっと元気になる

8月24日(火)大分支部8月例会をWEB開催しました。吉岡尚美氏(NPO法人 リラクセーション桜 理事長)が「本当にひとを大事にする経営とは」をテーマに報告しました。

吉岡氏は、メンタルヘルス問題に直面している人の発見や予防・改善に向けた社会貢献活動、及び健康経営支援事業などに取り組んでいます。最初に報告した、ご自身のメンタル年表には、「壮絶」とも言える経験が記され、明るく前向きな普段の姿との対比から、参加者からは驚きの声もあがっていました。

こうした多くの社会経験・人生経験をベースに、スタッフが辞めない(①楽しい職場、②事業拡大、③売上増)職場づくりに臨むも挫折。同友会入会後、最後にたどり着いたのは、精神的に安心な職場(①安全な環境、②弱さの開示、③共通の目標)づくりの大切さでした。吉岡氏の転機となったのは、(株)あわや、都築社長との偶然の出会いを契機とする、同友会の障がい者問題委員会や役員育成研修での学びでした。

その学びの基本は、「社員を対等なパートナー」と位置づける、労使見解の考え方であることは疑いありません。また、「健康経営」の考え方を取り入れ、企業理念に基づき、従業員等への健康投資を行うことは、従業員に活力を与え、結果的に業績向上をもたらす事も十分納得できました。一般的な「経営者」の視点・経歴とは違った観点から「ひとを大事にする」ということの意味を、改めて考えるきっかけを提供頂いきました。参加者も、新たな発想での「気付き」に役立てる事が出来たと思います。

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