社員の自主性を引き出す

8月23日（月）日田支部8月例会をWEBで開催しました。「社員教育のあり方について～押し付け型の教育からの意識変化～」をテーマに大賀豊文氏（協栄工業（株）　取締役）が報告しました。

協栄工業（株）の経営理念は社員満足であり、経営方針は顧客満足です。社員満足が顧客満足につながります。その為、社員が成長し活躍するための環境整備とキャリア形成を行っています。

環境整備ではICT化の促進を行い、部門間・社員間で情報共有をして円滑に作業を行える環境を作っています。キャリア形成では、人材育成方針を立てる等社員自らが資料を作成しています。情報入手元は厚生労働省であり、公的機関の情報を元に対応していることで社員への理解も得ることができています。

事業継続力強化計画認定と経営革新計画承認も得、社員のやる気につながっています。これからも経営指針を元にぶれることなく、外部環境とのギャップを埋め太い軸として経営を行っていくということです。

自社の成長には、働きやすい環境作りと社員の成長が必要不可欠です。社員（人）を生かす経営をする為には、経営方針と正当な評価制度が必要です。それらを行うにあたり、押し付け型では無く社員の自主性を持ってやる気を引き出させる事も重要だと感じました。