【テーマ】
「地域経済の現状と将来のためにいまやるべきこと」
【報告者】
豊後高田商工会議所 会頭 野田洋二氏
平成13年9月にスタートした「豊後高田 昭和の町」は今年で20周年を迎えます。「昭和の町」は、商店街が一番元気だった「昭和30年代」をテーマに、商業と観光の一体的振興を掲げてスタートし、オープンから10年後には40万人もの観光客が訪れるまでに成長しました。しかし、昭和30年代を知る団塊世代の高齢化や、多様化する旅行市場、新型コロナウイルス感染症の影響による観光客数の激減と、世の中の変化とともに大きな岐路に立たされていると感じております。 「昭和の町」だけではなく、この20年間で豊後高田市の産業構造は大きく変化をしました。豊後高田市の総生産額に占める製造業の割合は、企業の工業団地への進出により3割以上を占めるようになりました。また、農業では白ねぎ生産者は多くの若者が後継者となり、このような中でも生産額を伸ばしております。 このように世の中が大きく変化を続ける中、商工会議所としましても、数十年続けてきたこれまでの体制では対応が難しい状況が出てきております。多くの課題に対し、組織体制を整え、知恵を出し合い立ち向かっていくために所内改革を進めているところです。 これからの10年後、20年後の将来に向けて「昭和の町」とともに地域が発展していくために必要なことは何か。事業所の方々をはじめ、行政、金融機関など多くの関係者と共にこれからの20年を見据えながら、「原点回帰と未来進化」の融合による発展を目指してまいります。(広報紙「同友おおいた」2021.10月号より一部抜粋)
記 ■日 時: 11月22日(月)19時00分~21時00分 ■場 所: 豊後高田商工会議所 豊後高田市新町986−2 TEL:0978-22-2412 ■参加費: 無料 ■出欠回答:グループウェアe.doyu、またはFAX097-545-0744
例会参加はこちらから⇒https://oita.e-doyu.jp/s.event/showDetail.html?init&eid=753809