中小企業の魅力を伝えることが大切
9月21日(火)第1部高校の先生方との意見交換会、第2部日田支部9月例会を開催しました。第2部では児島靖正氏((有)東栄工業所 代表取締役)が「新卒採用を目指して ~働きやすい職場づくり~」をテーマに報告しました。
第1部では、高校の先生方との意見交換会を行いました。日田市内や県内の高校にご参加をしていただき、意見交換を行いました。各高校より現在の進路の状況や、現役生徒さんたちの意見を知ることができました。先生方から多かった意見としては、入社後の教育も行っていただきたいとの事でした。
私たち中小企業が地元の生徒たちを採用するためには、もっと中小企業の魅力を伝える力が必要ですし、発信力不足が原因だと感じました。県外へ出ていく新卒者、戻ってくる第2新卒の方々の受け皿となるべく、今後も私たち中小企業家が採用に熱心になる努力が必要だという事を学びました。
第2部では、県の採用推進委員長でもある児島氏の報告でした。新卒採用と並行して、社員教育や職場環境の整備などをおこなっていく中で、会社が変わり、社員さん達が自発的に行動していき、中津市で初めてのユースエール認定も取得されました。
社内全体で働き方改革を行っていくことで、将来も安心して働ける職場となり、改善を繰り返すことで良い循環が生まれていることについて報告していただきました。また、児島社長の経営者としての地道にコツコツ努力する姿勢を学ぶことができました。良い経営者になりたい、良い会社にしたいという想いを忘れずに、社員と協力しながら会社を維持発展させていくために必要な事として、社員さん達の成長をサポートする姿に感銘を受けました。私たち中小企業家も、経営に向き合って、努力し続ける姿が学べました。