社員が働きやすいように就業規則を改定
11月15日(月)日田支部11月例会を開催しました。小串康博氏((株)オグネット 代表取締役)が「“絶対に無理”から“同友会の一丁目一番地”に至るまで」をテーマに報告しました。
同友会の会員から「障がい者の実習を受け入れてみないか」と声をかけられましたが、その時は絶対に無理と断りました。しかし、実際に商品の陳列や掃除をしている姿を見て、車の清掃やトイレ掃除など自社でもできるかもと思い、(株)オグネットで就労支援施設から障がい者の実習を受け入れました。
支援学校から実習の依頼があり、建設会社のサンワテック(株)で実習を行うことになりました。社員から反対の声もありましたが、実際に実習を受け入れることで社員の反応も変わっていき、雇用することになりました。
雇用するにあたって週休二日で働けるように就業規則を改定。また、女性社員が産休、育休を取れるような環境を整備し、大分市子育て中小企業表彰を受賞。さらに有給休暇取得向上を行いユースエール企業に認定されました。
「会社に関わる方々がここで働いて良かった、この会社と付き合えて良かったと思われる会社をつくっていきたい」と報告しました。
<例会アンケートより>
・障がい者雇用をきっかけとして、人を生かす経営・労使見解・働きやすい環境を有意義に話し合うことができました。