地域に根を張る幸せな暮らしの架け橋に
1月20日(木)豊後高田支部例会をWEB開催し、中村慎一郎氏((株)中村建材店 代表取締役)が「社員と共に日々悩んでいます!その先に社員の成長と会社の成長はある?~チーム体制への移行から10年を経て~」をテーマに報告しました。
中村建材店の10 年間の業績(利益)は消費税が変化する中で、平成26 年にショールームの開設、平成28 年に大分営業所の出店により維持はされています。社員数の推移は、大分営業所は定着率も良く安定していますが、本社(高田)は退職者が多く、給料面、人間関係には留意していますが補充に苦労しています。
社内体制は 中村社長を中心に、次の社長候補を含む3 人の経営幹部(経営委員)の下に 建材販売、住宅設備機器販売・施工工事・・・等の部署ごとに、中間幹部社員を置き、チーム体制で打ち合わせ会議(情報の共有)を行いながら部署を超えての応援/定期的な部署移動も行っています。
今、社内の雰囲気は忙し過ぎて仕事に追われ社員間で雑談が出来る時間も無く暗く感じています。これから先、忙しい中でも社内会食を増やし、みんなで同じ釜の飯を食う事が出来る様な社内食堂構想等‥で、たわいもない話が出来る明るい雰囲気の風通しのよい社風を目指しています。
これからの10 年、地域が縮小し個々の工務店の仕事量が減っていく中、地元で共に生きていく為に地元で家造りを求める人との出会いの場所創りを進め、お得意先、仕入先、職人さんの和を広げチームで 地域に根を張る幸せな暮らしの架け橋になれる様に、日々社内社外で奮闘されています。