地域を元気にしたい

3月22日（火）日田支部3月例会をWEB開催しました。
「女性経営者の同友会活用法」をテーマに岡野涼子氏が（株式会社ENTO 代表取締役・（一社NINAU　代表理事）が報告しました。

廃れていく日田をなんとかしようと、一般社団法人NINAUを設立した岡野氏。その後同友会に入会しましたが、当初は経営者という感覚がなかったと言います。２０２０年日田駅にSTAY+CAFE ENTOをオープン。しかし、コロナやスタッフの辞職もあり、なかなか上手くいきませんでした。その時、同友会の仲間に助けられ、同友会が同じ悩みを持つ経営者に相談できる場所であることに気づきます。

その後、経営指針成文化セミナーに参加。自分や会社を客観的に見ることができたと言います。理念や経営状況を社員と共有し、週１ミーティングの実施、事業の見直しを行い、社内の風通しも改善していきました。「同友会は飾らずに謙虚になれる場所」と表現されていました。岡野氏は様々な問題に対して１つ１つ謙虚に向き合って解決していきました。その過程では会社と自分を客観的に見るために、理念と数字の裏付けが重要だと改めて認識しました。そして、社員の生活を守るためには環境の変化を感じ取らなければいけないこと、アンテナを張って情報をキャッチしていくのも経営者の仕事であることを学びました。

＜例会アンケートより＞
・同友会で悩みをオープンにする。経営者として日々謙虚に学ぶ姿勢を忘れない。
・自社分析を行う事の重要性、社員と共に経営を行っていく事
・経営指針書の大切さ。報告者になることの重要性