「未来は予測できないが、未来を切り拓くことはできる」
~誰一人取り残されない社会を創ろう~
4月20日(水)レンブラントホテル大分とWEB併用で、第42回定時総会を開催しました。
定時総会が実際に会場で行われるのは3年ぶりで、参加者の人数を限定し、会員同士の間隔も広く取られ、感染防止に配慮しての開催となりました。
開会に先立ち、塚崎代表理事より「昨今のコロナ禍にはじまり、ウクライナとロシアによる戦争、原油高をはじめ、あらゆる物価高に急速な円安基調と、私たち中小企業を取り巻く環境は厳しさを増しており、これは今後も長期間にわたって苦難、困難の時代が続くと考えています。この困難に立ち向かうには新しい価値の創造が求められるとともに、中小企業が主軸となっていく気概が必要です。この苦境を乗り越え、未来を切り開いていきましょう」と挨拶。
その後、来賓の広瀬勝貞大分県知事より「県内企業99.9%が中小企業。中小企業の発展なくして地域振興はあり得ません。企業を超え、地域を超えた連携が重要になると思います。県としても中小企業支援に注力していくので、様々な支援策を活用しながらコロナ不況を乗り越え、県経済を再興して頂きたいと思います」と祝辞をいただきました。
祝電披露ののち、佐伯支部の幾田淳也氏((有)テイーアイコーポレーション 代表取締役)を議長として選出し総会を開始。まず、高野代表理事より昨年度の活動報告、決算報告と岡村会計監査より会計監査報告が行われました。続いて、塚崎代表理事より新年度の活動方針案の提案があり、議案審議、採決の結果、すべての議案は承認されました。
その後、「第3期役員育成研修会」修了者への修了書、記念品の贈呈と、増強目標を達成した日田支部の表彰が行われ、総会一部を終了しました。
第二部は中小企業家同友会全国協議会の国吉昌晴顧問より「半世紀を超える同友会運動、同友会が果たした先駆的な役割」と題し記念講演をして頂き、同友会運動の先進性と普遍性、同友会の歴史と理念に学ぶ必要性について学びました。